シミができる過程をご存知ですか?
24.02.19「シミが40歳過ぎてから急に大きくなりだした」
「シミが、増えて濃くなった…」
というお声を良く耳にします。
お肌にシミがあるだけで、すご~く落ち込みますし、どうにかお化粧で隠したくなりますよね。
一度出来るとなかなか消すことが難しい『シミ』!
どのような過程で増えるのか、また出てくるのか、出来てしまったシミにどのようなアプローチをすれば良いのか、をお話ししたいと思います。知識を一生懸命ひっぱり出していきます😊
シミは何でできている?
『シミ = メラニン』
は皆様聞いたことありますよね。
メラノサイトという色素細胞に、メラニンが蓄積すると「シミ」となって見えてきます。
メラノサイトが多い場所は顔・陰部です。確かに…と納得しますよね。
皮膚の構造
お肌は表皮・真皮・皮下脂肪・筋肉とミルフィーユ層になっていますが、メラノサイト(色素細胞)が多く集まる場所は、表皮の中の一番下にある基底層、または真皮の少し下に飛び出るところまであります。
メラニンができる過程
①紫外線・女性ホルモンなどの刺激誘因物質によって
↓
➁ケラチノサイトという表皮細胞が刺激を受けます
↓
③プラスミン・プロスタグランジン活性化因子が生成され
↓
④メラノサイトという色素細胞が活性化される
↓
⑤メラノサイト中のチロシンがチロシナーゼ酵素により、ドーパ、ドーパミン、メラニンへ変化していきます
↓
⑥メラニンがメラノサイトに蓄積するとシミになります😢
難しいことをずらっと並べてしまいましたが、少しお分かりいただけましたでしょうか?
メラニンを作らせないために
シミを予防するために、様々な成分を使ってメラニンを作らせないようにしましょう!
シミができるまでの過程で、その働きをブロックする成分が世の中にたくさんあります✨
トラネキサム酸
まずは、先ほどの③の工程にあるプラスミンを阻害してくれるのが『トラネキサム酸』です。
当院では“内服薬”として取り扱っております♪
肝斑の治療では”第一選択”となります!
システアミン
⑤の工程にあるチロシナーゼ酵素の働きを抑えてくれるのが、『ハイドロキノン』や『L-システイン』、『システアミン』です♪
『システアミン』は当院で取扱っている“シスペラ”美白クリームがおすすめです!
シスペラは、システアミンを5%配合した医療機関のみで取り扱い可能な美白外用薬です。
美白剤として今まで多く使用されてきた”ハイドロキノン”の約4倍の美白効果と高い抗酸化作用があり、肌への刺激が少ない点が特徴です✨
主要成分であるシステアミンはもともと体内に存在するアミノ酸の一種のため、安全性の高い成分で、ハイドロキノンアレルギーの方や敏感肌の方にも使用できます。
また、お顔だけでなく、首・手・肘・膝・唇・乳輪・デリケートゾーンなど全身のくすみ・黒ずみなどにアプローチしたい方に特にオススメ♪
ビタミンC
『ビタミンC』は、⑤の工程にあるチロシナーゼの活性を抑えて、ドーパキノンをドーパに戻す効果と、メラニンを還元する(薄くする)作用があります!
当院では、外用には“高濃度ビタミンC誘導体ジェル”、内服には、“リポ・カプセルビタミンC Lypo-C”をおすすめしております。
高濃度ビタミンC誘導体ジェルについては、以前のブログで詳しく説明しておりますので、ぜひご覧ください♪
スタッフブログ>>『当院のオリジナルコスメはご存じですか?』
内服のリポCは、当院のドクターやスタッフにも大人気の商品で、効率よくビタミンCを摂取できる最強のサプリメントです。
また、活性酵素であるプラスミンやプロスタグランジンを抑えてくれる飲む日焼け止め”U・Vlock”はこれからの季節に必須のアイテム!
1粒で24時間日焼け止め効果が持続します♪
なんと!
日焼け後からでもU・Vlockを飲み始めると、
✔︎ 日焼けして大量に発生する活性酸素を抑制し、
✔︎ 抗炎症作用でサンバーンを抑え、
✔︎ 日焼けによる肌ダメージを半分以下に軽減
できます。
“U・Vlock”は、リニューアルされて日焼け後に積極的に摂りたいビタミンCを増量し、栄養機能食品としてパワーアップしました。
紫外線の影響や日焼け止めについて詳しく知りたい方は、こちらのブログをご覧ください↓
スタッフブログ>>『飲む!日焼け止め』
今回は、『シミ対策』におすすめの当院で扱っている商品をご紹介しました。
(※トラネキサム酸の内服薬は診察が必要です。)
シミ対策には様々な商品やお薬があり、難しいですね、、。
手軽に始められるものからぜひ試してみてください♪
有効成分が、様々な角度からシミを出来にくくしてくれます。
シミ予防をしたい方・シミがある方は、成分に着目してみてくださいね。
もちろん、紫外線対策も必須ですし、摩擦にはお気を付けください😊
(顔の皮膚は少しの摩擦でも刺激になってしまうため、その刺激がメラニン色素を作り出すメラノサイトに影響を与えて、シミの原因になることがあります。)
にほんブログ村と人気ブログランキングに参加しています。
2つクリックして頂けると励みになります★
↓ ↓ ↓ ↓ ↓