リスクを最小限に
24.03.22今日はヒアルロン酸の解剖学的注入の2回目です。
それと前回に引き続き9月の振り返りも!
糸リフトのハンズオンセミナーにいき、鈴木先生にご指導いただきながら治療を行いました。
当院とは異なる製品をご使用されていたり、大変勉強になりました!
プライベートでは、ローマ歌劇場のトスカを観にいきました。
オペラの演目は、どれもおかしなくらい愛と増悪にまみれていますよね!笑
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解剖学的注入と安全性
リスクを最小限に!
今日のテーマは『安全性』についてです。
安全性は、解剖学的注入における最も重要な利点です。
解剖学的知識に基づく精密な注入技術により、重要な血管や神経をできる限り避けることが可能となり、副作用や合併症のリスクを大幅に低減します。
この正確さによって、患者さまが治療によるリスクを少なく抑えられるように治療を行います。
一方で治療ではアレルギーや副作用が起こるリスクは避けられません。
このようなことが起こった場合の対応方法が、より安全な治療につながります。
ヒアルロン酸は薬で溶解することができ、その効果は注入後瞬時にあらわれます。
ヒアルロン酸のよく提唱されるトラブルとして血管内の塞栓・また塞栓による壊死や失明などが挙げられます。
塞栓した血管は、エコー上で確認すると乱流(血流が一方向でなく乱れている)が起こっていますが、薬で溶解した後、この乱流がすぐに解消され血流が一方向に戻ることからも薬効の即時性が確認できます。
塞栓後、壊死や失明に至るまでは時間を要します。
ですので、すぐに対応することが何より安全のために大事なことです!
トラブルを感じた時は、医師にすぐ診てもらいましょう。
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