しつこいですが、今回もまたNHK特番
『あなたもなれる”健康長寿”　徹底解明　１００歳の世界』
関連の内容です。
番組では
健康に良いと注目を浴びている地中海料理を
テスト的に続けさせたところ、
確かに厳密にやればやる程、
世界中の多くの地域で健康効果が認められました。
けれどイギリスでは健康の効果が認めらなかった、
という実験結果を受けて番組では
地域によって腸内細菌層が違うため、
と結論づけていました。
　
腸内細菌層（腸内フローラ）の重要性は近年、
見直されています。
腸内細菌層によって代謝も消化状況も変わるので、
確かに腸内細菌層の影響で食事の効果が大きく変わると思います。
　

例えば『エクエル』の成分であるエクオール。
大豆に含まれるイソフラボンは女性に良いと有名ですね。
イソフラボンを食べた時に作られるエクオールという物質が
女性ホルモンに似た働きを体内でします。
エクオールの効果は
・　更年期症状を和らげる（イライラ、鬱、ホットフラッシュ、動悸、のぼせ、多汗）
・　シワ／乾燥の改善
・　骨粗鬆症の予防／改善
・　ドライ症候群の予防／改善：肌（乾燥肌）、眼（ドライアイ）、性器（性交痛）など
・　肥満・メタボの予防／改善
・　高脂血症の予防
・　抜け毛の予防
・　肩こりの改善
・　高血圧の予防
など。
女性ホルモンが急激に減少する４０代以降、
絶対に欲しい効果ばかりですね！
　
イソフラボンは腸内細菌によってエクオールに変換されます。
イソフラボンからエクオールを作る腸内細菌を持っている人は
日本人ではほぼ５０％、
（若い人ではもっと少ないと言う話も！）
海外の人では１０％程度しかいないそうです。
エクオールに変換できるかどうかで
大豆を食べた時の健康効果が変わります。
エクオールに変換できる人は
日々、大豆や大豆製品を食べることで
女性ホルモン様物質・エクオールが作られますから
女性ホルモンの減少の影響が少なくて済み、
老化スピードが緩やかになると考えられます。
ご自分がエクオールができるかどうかをお知りになりたい方は
『ソイチェック』という検査キットで簡単にチェック出来ますよ！
　

もう一つの腸内細菌の例は
『スリムビフィ』に配合されている
ダイエットビフィズス菌・B3。
太りにくい人と太りやすい人の腸内細菌を調べたところ、
太りにくい人の腸内に多く存在することが見つかった
痩せる腸内細菌です。
ダイエットビフィズス菌が腸内に居る人は
同じように食べても太りにくく、
肥満による健康障害が起きにくいことが
知られています。
右はスリムビフィ内服２ヶ月後。

スリムビフィ内服２ヶ月後のCT画像。

エクオール、B3だけでなく、
腸内細菌層が整い、善玉菌が増えることによって
・有害物質が体内から速やかに排出される
・免疫力がアップする
・精神状態が安定、楽観的になる
・自律神経が整う
・ホルモンバランスが良くなる
・アンチエイジング効果
といった効果が分かっています。
　
腸内細菌層を健やかに保つことは健康長寿にはとても大切です！