カニューレで入れるベビーコラーゲン
17.10.1510月20日(金) 橋爪→池上の診療に変更になりました。
他のドクターから
ベビーコラーゲンの注入法について聞かれることが多いです。
実は注入テクニックが難しいベビーコラーゲン。
やってみて仕上がりが良くなくて
ベビーコラーゲン治療をやめる先生も多いそうです。
今日は私のやっているベビーコラーゲンの注入法ついてお話します。
私はベビーコラーゲンをカニューレ(鈍針)で入れることが多いです。
「カニューレで入れる深さだと深過ぎませんか?」
とよく聞かれます。
ベビーコラーゲンは真皮層という
肌の浅い層に注入することに意味があります。
それより深い層に入れてしまうと
ベビーコラーゲン独特のモチっとした肌の質感も出ませんし、
効果の持続も短くてもったいないです。
それよりも深い層に入れるのであれば
ベビーコラーゲンを入れる必要はなくて
ヒアルロン酸でも良いと思います。
普通にカニューレを使うと、
真皮層よりもだいぶ深い層に到達してしまいます。
が、カニューレでも慎重に進めると
真皮層〜真皮層の直下に注射することが可能です。
真皮層は結合ががっちり硬いので
慣れるまでは針を動かすのがかなり難しくて、
無理に動かすとひどい内出血を作ってしまったりしますので
注意が必要です。
「ベビーコラーゲンが1本(1mL)も目周りに入りますか?」
もよく聞かれる質問です。
1mL、全てを目の周りに入れてます!
ベビーコラーゲンはシワのところだけに注入すると
0.3ml位で綺麗になったように見えるのですが、
目の周りをある程度広い範囲に
1mLをしっかり入れてあげた方が、
仕上がりが綺麗ですし、
効果のモチも断然長くなります。
今までのところ、
ボリュームが出過ぎて困った、
というクレームは受けていません。
ちょっとしたコツをお教えすると、
ベビーコラーゲンは思いの外、硬くて扱いが難しいので、
私は柔らかくするために
少しだけ局所麻酔剤を混ぜて注入しています。
こうすることで操作が楽になります。
ベビーコラーゲンの注入でお悩みの先生にお役に立てば幸いです。
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