星になったヨヨ
15.12.25皆様、良いクリスマスをお過ごしですか?
クリスマスイブの昨日は
20日に旅立ったヨヨとお別れをしたので、
我が家は寂しいクリスマスになりました。
ヨヨは7月6日に看取り覚悟で我が家に迎えました。
(写真はうちに来た日)
キャスパーを亡くしたばかりだったので
またすぐに失うかもしれない命を預かるのは勇気が要りましたが、
インターネットでヨヨのページから目が離せなく無くなってしまい、
応募されていた団体の方も
「他にも元気でカワイイ子はたくさんいますから、
前の子を亡くされたばかりでしたら
この子はお辞めになった方が良いんじゃないですか?
この子はうちで責任をもって面倒みますから」
とおっしゃって下さいましたが、
結局、来て貰うことにしました。
(私が目を離せなくなったヨヨの応募ページはこちら)
ヨヨを選んだことは本当に大正解で、
たくさんの歓びを我が家にもたらしてくれました。
ヨヨは腎不全もありましたし
歯が一本もなくてアゴも溶けていて
舌も上手く動かず、
なかなか食べれないので体重も思うように増えませんでした。
最初は皮膚がただれて抱っこすると血液や浸出液がついて、
悪臭がしていました。
そんなヨヨがちょっとずつ元気になって
フワフワの毛に包まれた
まんまるお目々の可愛い子になりました。
最初はリラックスできず、
ヨロヨロしながら30分以上でも突っ立っていましたが、
ベッドでゴロンとすることも
お膝の上でリラックスすることも覚えました。
散歩も大好き。
家中どこでもついてきて、
走る姿が可愛くて仕方ありませんでした。
最初はできなかったあくびやノビもするようになりました。
生理現象のあくびやノビも、
究極の状況におかれるとやり方が分からないのですね。
寝る時にいびきをかくようになりましたし、
最後まで鳴くことがありませんでしたが、
寝言では可愛い声をかすかに出すこともありました。
順調に元気になっていたヨヨですが、
1週間前から急にご飯を受け付けなくなりました。
獣医さんでエコーしてもらった所、
胃にがんと思われる大きな腫瘍が見つかりました。
体力のない子ですし
予後も良くないことが予想されたので
積極的な検査や治療はしないことにしました。
慣れたお家で過ごさせてやりたかったので
24時間の自宅点滴を開始して、
少しでもガンに効いて欲しいとの思いで
超高濃度ビタミンC点滴も行いました。
(高濃度ビタミンC点滴は腎不全を悪化させる危険性があるので
通常はできませんが、
ヨヨの場合は腎不全よりも腫瘍の症状を抑えることを優先しました)
家族も私も、年末の予定を全てキャンセルして
1週間、ずっと一緒に過ごしました。
最期は痙攣もあって少し苦しかったですが、
小さな身体で本当によく頑張ってくれました。
日曜日の夜、
私の仕事が終わって帰ってくるのを待って逝きました。
キャスパーも私がお休みの日の早朝に逝きましたが、
ヨヨも休みの前の夜に去りました。
最期まで迷惑をかけないようにとケナゲな子。
救急病院に走ったり、
仕事前に獣医さんに通ったり、
寝ずの看病を続けたり。。。
私達に心残りがないように
できることは一通りさせてくれて、
こちらがしんどくなるギリギリまで面倒をみさせてくれて、
もう少し面倒をみたい、というところで
タイミングを見計らったようにあざやかに去って行く。
動物って本当にすごいです。
小さな無力な子があそこまでボロボロにされたことには
怒りが湧きます。
ヨヨのような可哀想な子のいない世の中になるよう
願わずにはおれません。
ヨヨと過ごした半年足らずは本当に宝です。
たくさんの幸せと歓びをヨヨからもらいました。
ヨヨも安心して過ごしてくれたと思います。
生きることは辛いことばかりじゃないと
感じてくれたんじゃないかな。
ヨヨ、今度は寄り道しないで
まっすぐママの所においで。
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