もう時間がありません
20.07.08数値規制のことを毎回書いていて、しつこいですが、
7月10日(金)に数値規制検討会が開かれます。
もの言えぬ動物のために
一人でも多くの方が声を上げてくださるように
また書かせていただきます。
今回の案が通ってしまうとこの先10年は
改善がないだろうと言われています。
↑ 案としているケージの大きさ
高さ=体高×1.3倍、幅(短辺)=体高×1.1倍って、
↑ 実際はこういうことです。
まともに立つこともできない、
体を伸ばして寝ることもできない、
こんな狭い所に一生閉じ込めるなんて、
どう考えても、適正じゃありません。
動物を扱う仕事を生業としている人の中には
動物を商品としてしか見ている方が少なからずいます。
もちろん、適正な飼育をされている方も中にはいらっしゃいますが、
優良なブリーダーは1割にも満たないと言われています。
繁殖犬は狭い檻の中で閉じ込められ、
餌や水も適切に与えられず、
糞尿で汚れた中でただ生き、
無麻酔で帝王切開を受け、
ボロボロになって産めなくなるまで
何度も何度も妊娠・出産させられます。
適正に扱われないために、
生まれた子犬や子猫も流通の過程で
毎年2.6万匹も死亡します。
売れ残った犬猫はブリーダーの元で
死ぬまで子供を作る道具として生きなければなりません。
業者寄りの甘い数値を設定してしまえば
動物の生き地獄が続き、救う手立てがなくなります。
「動物愛護の進む海外にならって
行政が動物愛護を守らない劣悪な業者を取り締まれるように
数値規制をしよう」
ということから出された数値規制案ですが、
逆に動物虐待にGoを与えてしまうなんてあんまりです。
弱者(子供やお年寄りや動物)をどう扱うかで
その国のあり方が見えると思います。
動物福祉がこんなに遅れた国で
人が幸せに暮らせる訳がない。
動物たちはもう、十分苦しみました。
ぜひ環境省にメールを送って、
NOの意見を上げてください。
文章はご自身で書いて頂いても良いですし、
↓↓↓ こちらを写して頂いても! ↓↓↓
タイトル:数値規制について
はじめまして、●●と申します。
「犬猫適正飼養推進協議会」などのペット業界団体から、現場より酷い「数値規制」の試案が示されました。
ペット業界の利益至上主義で定められることのないよう、適正に指導するための
「国際的な動物福祉にかなった数値規制」 を必ず導入してください。
ペットショップの繁殖用として強いられ生かされている犬や猫に、
せめて良い環境を与えられる数値が決まるようにご尽力ください。
世界に誇れる「動物愛護先進国」となるよう、ぜひともよろしくお願い申し上げます。
議連案をベースに、以下の数値規制を要望いたします。
・ケージの大きさ
高さ=体高×1.3倍、幅(短辺)=体高×1.1倍は十分なスペースと言えません!寝床、トイレ、給餌スペースが確保できる大きさを定めてください。
・ケージの床材 金網・スノコは禁止
・従業員数 10頭/1名〜
・繁殖回数
雌犬の出産は1歳以上6歳まで、年に1回まで。生涯3産までとする
・帝王切開 獣医による手術1回まで
・ブリーダーの免許義務化(毎年更新)
・抜き打ちの立ち入り検査
・飼育エリアの防犯カメラの設置
・適正な食事と運動
・清潔を保ち、換気に気をつける
・定期検診と病気や怪我をした場合の適切な治療義務
・引退後の安全な受け入れ先確保
以上。 どうそよろしくお願い致します。
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moe@env.go.jp
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