犬の腎不全と点滴治療
15.08.18ヨヨ君がご飯を受け付けなくなり、
検査の結果、腎不全であることが分かりました。
人間の場合、腎不全になると
尿毒症原因物質を取り除くために透析が必要になります。
犬や猫では治療方法がちょっと違います。
腎不全になると尿を濃縮することができなくなって、
オシッコから毒素が十分排出できなくなります。
すると毒素が体内に蓄積して尿毒症症状が出ます。
点滴や皮下注射で水分をたくさん与えれば、
薄いオシッコがたくさん出ます。
そうして大量の尿で少しずつ毒素を体の外に出させて
腎不全による尿毒症を防ぐ、というのが一般的な治療です。
知り合いの犬が腎不全になって
「毎日獣医さんで点滴をしてる」
と聞いたことがあって、その時は
「なんで腎不全なのに透析じゃなくて点滴するんだろう?」
と不思議に思っていました。
ナルホド、動物と人間の腎不全の治療はかなり違うようです。
ヨヨ君の検査結果は
腎不全の指標になるBUNは140以上で測定不能。
リン(P)は15以上で測定不能。
獣医さんが
「あんまりここまでの値は見ない」
という位、悪い結果でした。
どんどん輸液して、
尿毒症原因物質をガンガン出したいところですが、
ヨヨは心臓にフィラリアが居て、肺水腫になる恐れもあるので、
やや控えめの水分量を回数を分けて投与することにしました。
3Kgのヨヨ君、
30mLの補液を1日2回、皮下注射始めました。
皮下注射は自宅でやります。
医療関係者ではない飼い主さん達も、
トレーニングしてお家でされているそうです🎵
そして水素サプリを1日1カプセル飲み、
腎臓を保護する作用があると言われるACE阻害剤も内服しました。
1週間後の昨日、再度血液検査をしました。
検査結果はまた改めて!
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