IMCAS イン 東京
16.01.29昨日はIMCASの美容学会に参加しました。
IMCAS(イムカス International Master Course on Aging Skin)は
毎年パリで開催される世界的な美容医学会です。
今年は初めての試みで、
パリ、東京、台北を中継で繋いで、
主にスレッド治療(糸によるフェイスリフト=1DAYリフト)について
ディスカッションされました。
糸によるフェイスリフトは
過去には効果が少ない製品もありましたが、
どんどん改良されて
今、私も使っている3DリフトやnCOG(ニュートンコグ)などは
かなり完成形に近いと思います。
世界的にも症例数がどんどん増えていて、
スレッド治療はヒアルロン酸、ボトックスに次ぐ
スタンダードなアンチエイジング治療になった
という印象を強く受けました。
1DAYリフトはタルミの引き上げができて、
同時にお顔のタイトニングもできて、
肌の質感も改善してくれる。
そして手術に比べるとダウンタイムが圧倒的に少ない、
というのが大きな特徴です。
ヒアルロン酸もビスタシェイプやその他の方法で
お顔を引き上げることができて、
私も大好きな良い治療なのですが、
頬に一定以上のボリュームがあるお顔では
ヒアルロン酸によるリフトはあまり良い結果を生みません。
無理やりヒアルロン酸だけでリフトすると
効果があまりないか、
あるいはパンパンで不自然なお顔になってしまいます。
上の3症例は私が施術させて頂いた1DAYリフトのモニターさんですが、
どの方も頬のたるみが改善されて
ゴルゴラインやマリオネットラインといった
タルミによる凹凸が目立たなくなり、
フェイスラインがスッキリしているのが分かります。
手術よりもずっと手軽で
効果も高いですし、持続時間も十分長いので、
これ程の短期間で世界的にポピュラーになったのは納得です。
さて、今回のIMCASでは、
患者さんに糸を挿入すると同時に、
献体されたご遺体のお顔に同じように糸を挿入して、
どの深さに糸が入っているかを
モニター上で横並びに映し出して見せて下さったのが圧巻でした。
いつも治療の時に
「今、どの層に入っているな」
と頭に描きながら糸を挿入していますが、
それを実際に目にできるなんて!
しかも東京に居ながらにして!!
また、どの治療も毎回、
施術する度に発見があるものですが、
勉強会で他のドクターの手技を実際に拝見したりお話を伺うと、
全然違う視点での気付きがあって
グンとレベルアップできる機会でもあります。
今回も「こうやってみよう!」と思いついた改善点が多々あって、
刺激をたくさん受けました。
参加できて本当に良かったです🎶
2月末に、バリでリフト専門の学会があって
そちらにも参加する予定です。
糸によるフェイスリフトはこれから更に拡がると思います。
私も大好きな治療なので
今後の広がりを考えるとワクワクします。
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