目の下にヒアルロン酸を入れ過ぎた例
16.01.20目の下のくまや影をヒアルロン酸注射で目立たなくするのは
かなり一般的に浸透している治療ですが、
・ 使用する製剤が適切でなかったり
・ 注入する位置が違っていたり
・ 量が多過ぎると
きれいに仕上がらず、
高い技術が必要な場所だと思います。
こちらは他院で目元にヒアルロン酸を注入された患者様です。
ヒアルロン酸の影響で目元に不自然なボリュームが出ていて、
その部分が青っぽい水を含んだような肌質になっていますね。
これは『チンダル現象』と呼ばれる状態です。
この状態になると
放置すれば5年、ときには10年以上(!)
このままのこともあるので、
一旦、ヒアルロン酸を溶かしてキレイに入れ直してあげるのが賢明です。
時々、
「せっかく入れたヒアルロン酸なので溶かさずに
できるだけ自然に手直しして下さい」
とおっしゃる方がおられますが、
ヒアルロン酸がこの位、ボリュームを出している場合、
残念ながら、
溶かさなければ、自然できれいな仕上がりにはなりません。
(ヒアルロン酸を溶かさずに補正した症例はこちら)
写真の患者様は、
ヒアルロン酸分解注射でリセットしました。
ヒアルロン酸分解注射は左右、合計8mL使用しました。
右側がヒアルロン酸を溶かした後です。
ボリュームが急になくなると寂しい感じがしますが、
実物は溶かす前よりずっと自然でイキイキした表情です。
1週間後には新たにヒアルロン酸を入れることができるようになるので、
1週間だけ我慢してくださいね!
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