ヒアルロン酸リフトの限界
15.09.15ヒアルロン酸によるフェイスリフトは
毎日行っている治療で、私も大好きな治療ですが、
残念ながらヒアルロン酸注射は万能ではありません。
全ての方のたるみをヒアルロン酸だけで治療するには
少々、無理があります。
ある程度以上のたるみがあって、
お顔にボリューム感がある場合、
ヒアルロン酸だけですと持ち上がりが乏しいですし、
しっかりリフトしようとすると、
使用するヒアルロン酸の量がどうしても多くなり、
注意していてもお顔にボリューム感が出てしまうことがあります。
そういう場合は、
糸でフェイスリフトをするのがベストだと思います。
糸でたるみをしっかり持ち上げて、
それでもまだ気になる部分に必要なだけ、ヒアルロン酸を注入したり、
頬のボリュームが残る場合は輪郭注射で対応した方が
たるみがしっかり持ち上がりますし、
仕上がりも自然で綺麗です。
↑ こちらの患者様はたるみ改善をご希望で来院されました。
この方のベストなたるみ対策は
1.糸でたるみを持ち上げて、
2.目元や口元やこめかみなどに必要最小限のヒアルロン酸をプラスして、
3.アゴにボトックスを注射してアゴの形をシャープにして、
4.必要があれば頬のお肉を輪郭注射で溶かしで更にスッキリさせる、
というものだと思います。
糸を入れるのはまだハードルが高いご様子でしたので
しばらくはヒアルロン酸で様子をみることになりました。
↑ 右が治療後です。
たるみが改善したことで
ゴルゴラインと呼ばれる頬に斜めに走るラインも
目立たなくなりましたね🎵
このような感想を頂きました。
『今まで通っていた他のクリニックと
注入方法(場所)が少し違っていて驚きもありました。
施術後、顔全体のたるみ感が軽くなっていて、
今後の持続に関しても期待したいと思います。
加えて、”ヒアルロン酸入れました感”がないのも嬉しく思いました。
自分らしい顔を維持した治療に満足しています。』
ありがとうございます🎵
もっと若々しく、もっと美しくなる余地がありますので、
「糸を入れてみようかな」
と自然に思えるようになったら、
少しずつ進めて参りましょう。
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