アナフィラキシー
13.06.08こんにちは。
楽しい週末をお過ごしですか?
私は昨晩、
アレルギーのちょっと強めの症状(アナフィラキシー)が出まして、
顔から首にかけて、パンパンの状態です(iдi)
クリニックでステロイドの内服や抗アレルギー剤の内服や注射等、
できることはやりましたが、
呼吸が少し苦しい感じが出てきて
さすがにマズい、と思い
救急病院のお世話になりました。
こういう状況になると、
色々と変なことを考えるものです。
呼吸状態が悪くなってくると、
「この顔で死んだら
シャレにならないなぁ…」
とか。
どんどん腫れが拡がって呼吸が苦しくなる段階では
恐怖を感じましたが、
症状の進行がストップすると、
今度は
自分のことを自分で認識できない程の腫れっぷりに
鏡を見るたびにビックリ!
ちょっと楽しんでいます。
ただし、
これは元に戻ることが分かっているからこそできること。
テレビで見る扇風機おばさんは
本当にお辛いだろうなぁ…とシミジミ思いました。
さて、今回お世話になった救急病院のこと。
私は昔、救急でも働いていました。
正直、当直はあまり好きではありませんでした。
当直は仮眠ができるとは言え、
ちょこちょこと救急患者さんが来たり
入院の患者さんのことで呼ばれたりするので
落ち着いて寝ることができません。
しかも、
コンビニ救急などと言われて問題になっている通り、
救急にいらっしゃるうち、多くの方が
緊急性の無い症状で来院されます。
ひどい方になると、
咳薬を1週間分欲しいけど、この時間だと空いてるから来た、
と夜中や早朝いらっしゃる方も。
代休がある訳でもなく、
翌日も普通通り、働かなければなりません。
時代は変わり、状況は改善されているのかもしれませんが、
救急の仕事は世の中の人が想像している以上に
過酷な労働環境です。
こんな状況で寿命を削りながら働いている先生達は
日本の医療を支える国の宝です。
皆で大切にしなければなりません。
翌日まで待てる程度の症状であれば
変な時間帯に救急病院に行くのはやめましょうね。
私などは今回、
これ位で行ったら迷惑かなぁ…
とさんざん悩んだ挙げ句、
結局、夜中に行ってしまい、
むしろ大きなご迷惑をかけてしまうという
最悪なパターンで大反省です。
非常識な時間(夜の3時頃)にも関わらず、
優しく丁寧に迎えて診て下さった先生やスタッフの方々には
本当に感謝です。
救急の誠実な感じの先生は
「顔がこんなに腫れてて呼吸も苦しいんじゃ
仕事なんてできないでしょう。
いつ急変するか分からないから入院してもらわないと。
顔の腫れやお仕事よりも、僕は池上さんの命のことを
考えないといけないんで」
とおっしゃって下さいましたが、
「明日どうしても働かなきゃいけないんです。
何かあったら直ぐ来させて頂きますので
エピペン(アナフィラキシーショックのときに使う簡易キット)
だけ頂いて自己責任ということで
帰してもらう訳には行かないですか?」
「あのね、繰り返しになりますが…」
と、同じ問答を夜中の救急ベッドで何度も繰り返し、
あまりの分からず屋加減に
呆れられてしまいました。
本当に困った患者で申し訳なかったです!!
今日はマスクにめがねという怪しい格好ですが、
いつも通り、診療しております。
近々いらっしゃる患者さま、
ビックリされるかもしれませんが
「顔以外」はいたって元気ですので、
手技などはしっかり丁寧にさせて頂きます。
ご安心くださいませ!
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