とんでもない数値
20.06.26最近、動物関連の記事が多くて申し訳ないですが、
時間が本当にないので書かせて頂きます。
今月中に、数値規制の素案が決まります。
一旦、とんでもない数値が決まってしまうと
向こう10年、動物たちの生き地獄が続きます。
取り返しがつきません!
声を上げられるのは今だけです!
↑ せやろがいおじさんが分かりやすく叫んでくれてますのでぜひご覧ください♪
今回の数値規制ですが、
「動物愛護の進む海外にならって
行政が動物愛護を守らない劣悪な業者を取り締まれるように
数値規制をしよう」
とした所までは良いのですが・・・
今、数値案として出されている「飼養施設の数値指標」の大きさはなんと、
高さ:体高×1.3
幅(短辺):体高×1.1
です。
驚くことに、「体高」って
四つ足で立った状態の時の地面から背中までの高さだそうで、
頭までの高さですらないのだそうです。
この赤線が案として出されてる基準値です。
頭がつっかえて普通に立つこともできない。
かろうじてお座りができるか、というスペース。
何かの間違いじゃないの?
と思うくらいのレベルの狭さです。
伏せもできない。
四肢を伸ばして寝ることもできない。
幅が体高の1.1倍なんて、
ダックスなんかの胴長短足さんなんて
どんだけ小さいケージに入れられるの!
あなたはこんな環境で生活できますか?
私には無理です。30分でも息がつまる!
それを一生って。。。(涙)
こんな業者寄りのユルユルな数字では
劣悪業者を取り締まることはできない。
逆に彼らにお墨付きを与えることになってしまいます。
この子たちも
この子たちも
守ることができない!
優良なブリーダーは1割にも満たないと言われていて、
ペットショップに並ぶ子の親の多くが
こんな地獄のような状況に置かれています。
水も食事もろくに与えられず
糞尿にまみれて
皮膚炎や病気になっても
ケージに挟まって骨折していても、
眼球が飛び出ていてもお構い無し。
何度もなんども赤ちゃんを生まされて
栄養不足で毛も抜け落ち、
歯も無くなり、
顎も溶けてしまいます。
素人の無麻酔の帝王切開で内臓はひどい癒着を起こしています。
産めなくなったら山に遺棄されたり
冷蔵庫に入れて殺されます。
太陽の光を浴びることもなく、
愛されることもなく、
苦痛だけの一生。
これが可愛い子犬や子猫が並ぶペットショップの裏側の現状です。
↑ 保護されたヨヨが我が家に来た時も
酷い状態でした。
↓ 愛情を受けるとこんなに可愛くなりました。
不幸な子を減らすためには法律が変わるしかありません。
SNSの力は大きくて、
前回の豚の飼養衛生管理基準も
SNSによって多くの方がパブリックコメントを送り、
それによって基準案から放牧中止規制がなくなりました。
(その時の記事はこちら ≫ キャンペーン成功!)
民意を知ってもらうことがとても大切なのです。
今までのような業界寄りの政治にさせないために、
一人一人が行動しましょう!!!
今回はパブリックコメントではなく、
以下の文章(私が送ったもので1例です)を下記の住所に
ハガキか封書で送ってください。
数値規制について
・ケージの大きさ
高さ=体高×1.3倍、幅(短辺)=体高×1.1倍は十分なスペースと言えません!寝床、トイレ、給餌スペースが確保できる大きさを定めてください。
・ケージの床材 金網・スノコは禁止
・従業員数 10頭/1名〜
・繁殖回数
雌犬の出産は1歳以上6歳まで、年に1回まで。生涯3産までとする
・帝王切開 獣医による手術1回まで
・ブリーダーの免許義務化(毎年更新)を要望します。
氏名
住所
↓↓↓ 送り先 ↓↓↓
【小泉進次郎 環境大臣 宛て】
〒100-8981
東京都千代田区永田町2-2-1
衆議院第1議員会館314号室
【環境省 動物愛護管理室 長田 啓 室長 宛て】
〒100-8975 東京都千代田区霞が関1-2-2
中央合同庁舎5号館
自然環境局 総務課 動物愛護管理室
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