解剖学の重要性
18.10.30勉強の秋ですね♪
10月は勉強会が特に多い季節です。
一昨日は有名なスウィフト先生とカプール先生によるハンズオンセミナーが
自由が丘クリニックでありました。
スウォフト先生による実際の注入方法のレクチャーに加えて
解剖に詳しいカプール先生による解剖学と
問題が起きたときの対処法についての講義がありました。
ヒアルロン酸注射で一番怖いのは皮膚壊死と失明です。
ヒアルロン酸が動脈に入ると血流が遮断されて
皮膚壊死や失明が起きるのです。
ほうれい線にヒアルロン酸を注射して
鼻が壊死したり
失明したという報告もあります(:゜д゜:)
滅多に起きませんが、起きてしまうと大変なので
ヒアルロン酸注射をする医師は勉強する必要があります。
ですが、ヒアルロン酸注射が広まるにつれて
技術も知識も不十分な医師が施術することが増えてきました。
患者数が増えた影響もありますが、
10年位前は失明が世界で3人くらい報告されていたのが
数年前は韓国だけで年間30人くらいあったと
記憶しています。
今日、お越しになった患者様で
1週間前に他院で眉間にヒアルロン酸注入を受けた方がいらっしゃいました。
眉間は特に失明や皮膚壊死のリスクが高いところです。
私も眉間の治療をしますが、
一番緊張する場所のひとつです。
患者様を拝見した感じでは
尖った針を使って、かなりの量を注入されている様子。
しかも動脈がある場所を思い切って攻めていらっしゃいました。
改めて怖いなぁと思いました。
重篤な副作用を起こさないためには
解剖と同時に注入方法も大切です。
血管のある場所はだいたい決まっていますが、
中にはアノマリーと呼ばれるような個人差が大きい方がいます。
通常はない場所に、大切な動脈が走っていることがあるのです。
アノマリーの可能性を考慮して
✔︎ 針を刺した時点で血管内に入っていないか毎回、確認すること。
✔︎ ゆっくりと少量ずつ注入すること
✔︎ 痛みを確認しながら注入すること、
✔︎ 皮膚の色の変化がないか、注意を配ること
がと〜っても大切です。
血流障害の可能性を疑った場合はすぐに
ヒアルロニダーゼ(ヒアルロン酸分解酵素)を注射して
ヒアルロン酸を溶かさなければいけません。
ヒアルロン酸注射は大好きな治療で、
毎日何人もの方に注射していますが、
きれいに仕上がるように考えて
デザインしながら注入するのはもちろんのこと、
問題が起きないように、一刺し一刺し、
緊張感を持って治療しております。
一昨日に続いて昨日はマグノリアでカプール医師による
ハンズオンセミナーでした。
その様子はまたご報告します!
患者様からいただきました感想です。
みなさま、ありがとうございます!
「施術前にとても丁寧に説明してくださるので安心してお任せできます。」
(40歳 女性 2018.9.11)
「最近は産後なかなか来られなくて残念ですが、
ずっと信頼しているクリニックです。
今日も楽しみに来ました。
少しでも今よりキレイになって帰れると思うといつもワクワクします。」
(38歳 女性 2018.9.14)
「ボトックスの眉間、目尻の治療は今回初めてだったのですが、
安心してうけられました。
追加で受けられるのでその点でも安心です。」
(33歳 女性 2018.9.15)
「ベビーコラーゲンを半年ぶりにやりました。
目の上と目の下など目周りをやっていただきました。
内出血が2週間出てしまいましたが、
仕上がりは目が大きくなりとても良かったです。
改めて、先生の腕のすばらしさを感じました。
ありがとうございました。」
(43歳 女性 2018.9.15)
「金額は高いですが、効果実感あるのでこれからフォトRFは続けたいです。」
(52歳 女性 2018.9.15)
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