3年位前に他院で溶ける糸のフェイスリフト（多分3Dリフト）を
お受けになった方が
糸の挿入口がいまだにしょっちゅう腫れるとおっしゃっていたので
状態を見せて頂くと赤く腫れていました。
3年前だと糸は完全に溶けているはずなので、
糸によるトラブルは考えにくく、
何か異物を巻き込んでしまったんだろうなぁ〜、と思って
レーザーを使って埋没物を探ってみると…
出てきたのは長さ3cmのしっかりした髪の毛！
糸の挿入時に髪を中に引き込んでしまったか、
治療後の処理が不十分で皮膚が中に引き込まれて、
そこから中に向けて伸びた髪の毛が刺激になって
炎症を起こしていたかのどちらかだと思いますが、
1DAYリフト後の処理がいかに大切か、
またひとつ、勉強になりました。
　
髪の生え際から挿入することは多々ありますが、
頭から糸を挿入することは基本的にはありません（私の場合）。
でも今後、特殊なケースで頭皮から挿入した方が良いと思われる場合は
頭皮からの挿入も行うかもしれません。
そういうときは、
感染や巻き込みなどのリスクが高まることを
キモに命じなければいけないと思います。
　
さて、その患者様は、リフトを毎日やっていると聞いて
「皆さん、そんなに気軽にリフトをされるんですか？」
とビックリされていましたが、
リフトはほぼ毎日、やっております。
今日もお二人がお受けになりました。
1DAYリフトは切らないので
術後に普通通りの生活ができるので気軽に受けることができます。
さすがにヒアルロン酸やボトックスと同じ位に気軽、
とは行きませんが、
翌日お休みであれば大丈夫な位です。
（痛みや腫れ、また感じ方には個人差がありますので、
ご心配な方はしっかり長めにお休みを取って下さい）
　
最初は勇気が要ると思いますが、
一度やるとまたやりたくなる、
魅惑のキケンな治療です。
　
今日の患者様はお一人は初めてのリフトでしたが、
もう１人の方は１ヶ月前にお受けになっていて2回目でした。
1ヶ月前は本当〜に緊張されていましたが、
今日は「追加お願いしようと思って！」と軽やかでした　(*ﾟ∀ﾟ*)
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