腸内細菌の種類は一生涯を通して大きく変化することはなく、
その人特有の腸内細菌が定着することが多い、
と言われています。
　
でも、ガッカリしなくても大丈夫です！
　
食事内容によって腸内細菌叢（腸内フローラ）は変わるとの
報告もありますので、
ぜひとも気を付けて、良い菌（善玉菌）を育てたいものですね！
　
腸内細菌は善玉菌、悪玉菌、日和見菌に分けられます。
　
日和見菌は善玉菌が増えると良い働きをして、
悪玉菌が優位になると悪い影響を及ぼす、
まさに「日よる」、長い物に巻かれるタイプの菌です。
　
善玉菌を増やす王道は
１）腸内細菌のエサになる食物繊維とオリゴ糖をしっかり摂取すること！
２）乳酸菌を含む食品を摂取すること
の２つ。
　
まず１）
食物繊維もオリゴ糖も
お野菜、果物、豆に多く含まれますから
こういったものをしっかり食べましょう！
　
オリゴ糖が特に多く含まれると言われているのは
バナナや大豆、タマネギ、アスパラガス、
ごぼう、キャベツ、蜂蜜、ジャガイモ、リンゴ、ブドウ
にんにく、トウモロコシ、ネギなどです。
　
めかぶなどの海藻も食物繊維を多く含みますよ！
　
２）の乳酸菌を多く含む食品の代表格は
ヨーグルトやチーズ、納豆、味噌、漬け物といった発酵食品。
　
発酵食品に加えて
ビフィズス菌や乳酸菌などのサプリメントを摂取するのも
効率の良い方法です。
　
私はスリムビフィを飲み始めました。
スリムビフィは１ヶ月でビフィズス菌を７倍以上に増やす、
というデータもあるのでこれで一安心。
　
ただ、サプリメントを飲んでいるからと安心して
食事を改めないと、
せっかく摂ったビフィズス菌が育ってくれませんから
効果は半減になってしまうと思います。
　
　
さて、逆に悪玉菌が増える、腸内環境を悪くする生活は
どんな生活なんでしょう？
悪玉菌は
・動物性蛋白や動物性脂質（肉）が多い食事
・不規則な生活
・ストレス
・便秘
・抗生物質の乱用
などで増える、と言われています。
　
腸内細菌が良好な状態かどうかを知る簡単な方法は、
便をチェックすることです。
　
黄色っぽい色でニオイも強くなく、柔らかめな
「バナナのような便」が理想だと言われています。
悪臭があったり黒っぽかったりすると悪玉菌が元気な証拠。
　
ともに生きていく腸内細菌層を整えて
心身ともに健康で元気で参りましょう！
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