この子たちのためにできること
10.10.12ペットショップで可愛い子犬を見ると、
ついつい「可愛い!」「欲しい!」
と思ってしまいますし、
「自分が今、この子を買わなければ、この子はどうなるんだろう?」
と、目の前の子を助けるためについついショップで買ってしまう方も多いようです。
(私の周りにもこのパターンが多数。皆、心優しい人です)
でも、よく考えてみて下さい!
その行動がペット業界の悪循環を助長させているかもしれないのです。
ブリーダーの中には悪質業者が居ます。
空調設備も整っていない部屋で
餌も水もろくに与えず、
見動きもとれないほど狭いケージに閉じ込め、
犬を放置しているのです。
劣悪な環境の中、
動物は排泄物にまみれ、
飢えと夏は暑さ、冬は寒さに耐えて一生を過ごします。
繁殖能力がなくなると処分されます。
そうやって生まれた子犬は
生後まもなく、数万円でペットショップに売られ、
店頭では何倍もの値段で売られます。
(近親交配や病気など、彼らの関知しないことです)
「可愛い」「助けてあげたい」「幸せにしてあげたい」
善意であっても、
ペットショップにお金を払うことは、
このサイクルに加担することになるかもしれないのです。
もしもあなたがすでにペットをショップで買ってしまったのであれば、
どうぞ、その子が一生を終えるまで、
責任を持って面倒を見てあげて下さい。
もしも動物を飼おうか迷っているのであれば、
15~20年も本当に責任を持って飼えるかどうか、
現在の自分の置かれている状況、将来のこと、経済的なこと、
じっくり時間をかけて考えて下さい。
決心をついたら、
ぜひ、ペットショップで買うのではなく、
捨てられたり迷ったりして行き場のない子を家族に迎えてあげて下さい。
こういう子がペットショップの店頭に並んでいる子と比べて
劣っているということは絶対にありませんよ!
純血種が欲しい、という方もいらっしゃると思いますが、
保健所には、そこらのペットショップよりも豊富なくらい、
純血種の子がたくさんいます。
私が譲り受けたキャスパーはヨークシャテリア、純血種です。
全身状態が悪く、支援団体からも一般譲渡に向かないと見捨てられ、
最終処分場まで送られて翌日殺処分される、という間一髪のところで
ある方の善意で救われた経緯があります。
そんな子も、
今では可愛いくて仕方ない、我が家の宝です(完全な親バカでスミマセン)。
家族を求めている子は全国にたくさん居ます。
どうぞチェックしてみてください!!
里親のシステムのことをご存じない方も多いので、
もしも周りにペットを飼いたい方がいらっしゃったら、
里親のことをぜひ教えてあげて下さい!
日本では行政で殺処分されるペットの数が、
年間犬が約8万4000頭、猫にいたっては約20万頭だそうです。
あどけない表情がなんとも可愛らしいこの子は、
無責任な飼い主によってセンターに持ち込まれ、
写真が撮られた10分後に
兄弟といっしょに殺処分されました。
こういう不幸な子を少しでも減らすために、
できることからはじめませんか?
カワイイだけじゃダメ 子犬、衝動買いやめて(産経新聞)
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