「見た目が若い人は、実年齢より年をとって見える人に比べて長生きする傾向がある」
デンマークの科学者がこんなおもしろい研究結果を報告をしました。
※　Christensen, K. BMJ, published online Dec. 13, 2009.
70～90代の387組の双子を対象に、
二人のうちどちらがより若く見え、
どちらが長生きしたかを追跡調査したそうです。
すると、見た目が若く見える方が、
年をとって見える兄弟に比べて長生きする傾向があり、
見た目年齢の差が大きい程、
寿命の差も大きかったそうです。
彼らは更に、テロメアの長さを調べています。
テロメアは染色体の端についている構造物で、
染色体を守る働きがあります。
テロメアは老化とともに短くなり、
テロメアが短くなるとDNAの修復能力も落ち、
ガンや他の病気にかかりやすくなることも指摘されています。
調べによると、若く見える人は、テロメアがより長い傾向があったそうです。
博士は
「人生が厳しいほどより早く亡くなる可能性がある。
そして、人生が顔に反映しているのかもしれない」
と結論付けています。
見た目年齢と身体年齢は、
その方がどれだけ自分をケアしてきたか
が大きく影響すると思います。
自分をケアすると言いますと、具体的には、
日常的に運動をしているのか、
バランスの取れた栄養を日頃から摂っているか、
規則正しい生活をしているか、
睡眠を十分取っているか、
暴飲、暴食、喫煙といった細胞を傷つける行為をいかに避けてきたか、
紫外線予防をしてきたか
などなど。
博士の言うように、
タフな人生であれば、
自分をケアする余裕がなく、
見た目も身体も早く老け込んでしまうでしょう。
逆説的ですが、私は、
外見を若々しく保つことは、
心と身体の若さに繋がるんじゃないかと思っています。
男女を問わず、
見た目の若さや美しさは
自分を大切にする気持ちや、自信、前向きな気持ちを
大きく後押ししてくれるものです。
それが、より良い人生へと導くこともあるでしょうし、
「これからはもっと自分を大切にしよう！」という気持ちとなって、
生活習慣の改善、ひいては健康や、長生きにも繋がることもあると思います。
そのお手伝いするのが私の仕事です。
つくづく素敵な仕事をさせて頂いているものです！