病気が隠れていることも…
09.09.18当院は美容皮膚科ですが、
患者様にご病気が見つかることがときどきあります。
先月は、バセドー病(甲状腺機能亢進症)とパーキンソン病が見つかりました。
多汗症でいらっしゃる患者様で、
汗の原因がバセドー病だった、という方は、年に何名かはいらっしゃいます。
バセドー病では、汗が多くなる他、動悸、手の震え、イライラ、
体重減少などの症状がみられます。
疑わしい場合は血液検査をさせて頂き、
異常値が出た場合は、甲状腺専門の病院へ紹介します。
多くの方が、薬の内服で改善して、
数年で完治します。
パーキンソン病は、
バセドー病と同じようにふるえの症状が出ますが、
バセドー病とは震え方自体が違いますし、
震えの左右差があったり、安静にしているときの震えが大きいのが特徴的です。
受診なさったときに気になって、専門病院の受診をお勧めしました。
パーキンソン病が判明した患者様は、
「原因が分からなかった何年間かの方が不安だった。
何で私が?という気持ちはありますが、
原因が分かってすっきりしました。」
すくみ足の症状が出ていたので
「歩きやすい靴を買いました。」
「少しでも気持ちを明るく保つために美容治療は続けます。」
とおしゃっていました。
どんな病気でも、気持ちの持ちようによって経過に大きな差が出ると思いますし、
状況を少しでも良くしようという姿勢が、人生を良くすると思います。
彼女のように前向きに病気に向き合うことはなかなかできることではありません。
あっぱれです。
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